EPSON PRINTER PX-402Aの分解

エプソンのプリンターPX-402Aが不調で分解してみた。

 エプソンのプリンターPX-402A
インク交換モードにしてカートリッジが交換位置に来たら
電気コードとUSBコネクターを外す。

上部ユニットを上に上げる。
中の左にコネクター線のカバーがあり、ツメ2ヶ所に注意して外す。
 コネクター線のカバーがあり、ツメ2ヶ所
そこには2本の(平型コード)フレキシブルフラットケーブル(FFC)と
1本のケーブルがあり、上に上げて外す。
 ケーブル3本
スキャナー部を開きながら左を持ち上げると左側が上げられ外せる。
少し10mmほど右にずらすと右側も外れ上部が外れる。(軸受)
本体の前側上部の3本のネジ、背面に3本のネジを回して取る。
 ネジ
後下を持ち上げれば上部カバーが外せる。
 


【ヘッドを外す】
インク4ケを外す。
カートリッジホルダの左側面にFFCのカバーがあり、上と下の爪をいじって外す。
 FFCのカバー
ICチップ用のFFCを引っ張り、外す。
 ICチップ用
奥にある4本線の平型線は外さないこと。後ではめるのに苦労するため。
ICチップ接触ピンがたくさんある部分はカートリッジホルダの両側面にある爪の上部分を押せば
上に上げられて外れる。
 ICチップ接触ピン
カートリッジホルダの中の底にFFCのカバーがあり、
カートリッジホルダの左側面から爪をいじって外す。
 FFCのカバー
ヘッドは3本のビスで固定されているので回し抜く。
 3本のビス
ヘッドは持ち上がるがFFCが伸びないので少ししかあげられない。
なので、カートリッジホルダの左側面に収納されているFFCをほぐしてやれば
コネクターが外せる所まで持ち上げられるので外す。
 ヘッド
黄色が出なくなったので分解してみることにした。
原因は1年以上前のカートリッジを使ったせいだと思う。
インターネットで探した方法を色々試してみたが、
結果としてはJE4CER局のブログにあった方法が一番いい結果になった。
現状は29中20が出ている。これ以上の改善は望めなさそう。
ヘッドクリーニングをたくさんしたせいか廃インクエラーが迫っている警告がでてしまった。



【メイン基板の外し方】
給紙トレイ(黒のプラスチック)を上部の両側を少し開いて外す。
この時、中にスプリングがあるので、飛ばさないように注意。
 ヘッド
メイン基板は左にFFCが2ケ、右下に4ケコネクターがあり外しておく。
 ヘッド
基板の4本のビスを取り、基板の金属製カバーの上の引っ掛かりを外し
少し右に10mm程ずらすと基板が外れる。
基板中央付近に8本足のICがあり基板に「U5」と印刷されている。
これがEEPROM。 端子番号1,4,5,8が基板に印刷されている。
4番がGND、5番がSI(EEPROMの書き込みデータが入る)。
EEPROM型番はAT25DF041AでSPI通信を使っている。512kバイト容量。
(リード線2本を半田付けして外に引き回し、印刷中に4番と5番を短絡させると00hデータが書き込まれるかもしれない。)
(読み出して書き込みしているならSO端子とGND端子でも小さいデータが書き込まれるかもしれない)
 ヘッド
組み立ては光センサーに入る黒いバーの位置に注意、
そこに基板に矢印「←」マークがある。躯体に、はめ込む必要がある。


 
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